フェルスタッペン 怒涛の追い上げでレッドブルホンダ初優勝!鍵はタイヤマネジメントと意外な欠点も暴露。

2019年のF1第9戦オーストリアGP決勝は、

日本のF1ファンにとっては大興奮のグランプリとなりました。

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、

スタートを失敗するも、怒涛の追い上げでトップでフィニッシュ。

ホンダにとっては、実に13年ぶりのF1での優勝を飾りました。

終盤にフェラーリのルクレールを

オーバーテイクした際の接触が審議対象になったが、

スチュワードはフェルスタッペンにペナルティを科さないことを決め、

正式にフェルスタッペンの優勝が確定しました。

ホンダ 13年ぶりのF1優勝! フェルスタッペン レッドブル・ホンダで圧巻の走り

私もDAZNのライブ中継を見ていて、大興奮をしていた一人ですが、

マックス・フェルスタッペンのスピードと爆発力には、

いつも驚かされます。

そのフェルスタッペンの速さの秘密と、

意外な一面に迫ってみたいと思います。

スポンサーリンク


レースペースの一貫性はF1界随一。オーバーテイクの上手さも絶品。

まずは、フェルスタッペンの速さの秘密を探ってみましょう。

いろいろとありますが、

今回のオーストリアGPの中で、特に光った2点をまとめてみます。

レースペースの良さは、タイヤマネージメントの超絶技巧!

まだ21歳ながら、

5年目のF1シーズンを過ごすフェルスタッペンは、

すでに経験で言えば中軸のドライバーと言えます。

その中で、若いながらも光る一面を常に見せているのが、

「レースペースの速さ」です。

今回のオーストリアGPで、

終盤までトップを走っていたフェラーリのルクレールも、

うまくタイヤを労わりながら、ハイペースを維持していました。

ただし、そのルクレールの技量も、

今回のフェルスタッペンの爆発的な速さを維持し続けた超絶技巧に比べたら、

少々見劣りしてしまいます。

フェルスタッペンは、今回のレースを、

「ミディアムタイヤ」→「ハードタイヤ」

という選択で走りきりました。

このタイヤ選択は、

今期一度も優勝を譲っていなかった、メルセデスAMGの2人も、

同じ選択をしていました。

しかもフェルスタッペンは、スタートをミスして、

一度7位まで順位を落としています。

その中で、第1スティントの「ミディアムタイヤ」で

順位を2位まで挽回し、

できる限りタイヤ交換時期を遅らせ、

第2スティントの「ハードタイヤ」で、

毎週予選アタック並みのスプリントレースを展開しました。

ホンダの田辺TDのコメントより、

かなり攻めた(パワーが出る)エンジンモードで

突っ走っていた模様です。

エンジンのパワーがあれば、

リヤタイヤに負担がかかるのが通常です。

それでもフェルスタッペンは、

タイヤが異常磨耗するような走りは一切せず、

圧倒的に速いペースを維持し続けて、

残り2周のところでルクレール(フェラーリ)を抜き去り、]

優勝しました。

本当に、

ゾーンに入った時のマックス・フェルスタッペンの速さは、

手がつけられないですね。

思いっきりの良いオーバーテイクで順位をあげられる技術と判断力

オーバーテイクといえば、昨年までのチームメイトで、

現ルノーのリカルドが定評がありますが、

今回のフェルスタッペンのオーバーテイクショーは、

本当に見事でした。

狙い澄まして一気にブレーキングで勝負をする

フェルスタッペンの判断力と車を止める技術は、

現在のF1ドライバーの中でも

随一の技術と判断力と言えるでしょう。

特に、直線の速いフェラーリのベッテルを抜いた時のシーンは、

手前のコーナーを立ち上がる際に、

レッドブルホンダのトラクション性能を生かして一気に加速し、

ストレートスピードの速いフェラーリを

次のコーナー前までに抜き去っていましたが、

フェルスタッペンの技術に、

車もよく応えていたと思います。

レッドブルリンクの2コーナーは、

急激に登りながら右に切り込んでいくため、

どうしても立ち上がりで

リアタイヤがスライドしがちです。

メルセデスもフェラーリも、

このコーナーを曲がる際は、少し外側に膨らんだラインを通り、

リヤタイヤのスライドを抑えて立ち上がって行きましたが、

フェスルタッペンは、

フロントタイヤをイン側の縁石に乗せるくらい、

急激にイン側に車を持って行っていましたが、

スライドすることなく綺麗に立ち上がっていました。

こうして、フェルスタッペンは、

レッドブルの地元レッドブルリンクを、縦横無尽に走り、

超絶速いレースペースを実現し、

何台ものマシンをオーバーテイクして、

優勝を勝ち取りました。

とにかく、

マックス・フェルスタッペンというドライバーに、

最速の車が与えられたら、一体どれほど速いのか・・・。

見てみたいような、見たくないような・・・。

無敵になってしまう可能性がありますね。

それくらい、今のフェルスタッペンは、

すごいドライバーに成長していると感じます。

スポンサーリンク


最大の不思議は、未だポール獲得が無いこと!

こんなに速く、

そのスピードを業界の誰もが認めているフェルスタッペンですが、

彼がまだ獲得していない、唯一のものが実は、

F1でのポールポジション

なのです。

ポールポジションから縁遠いフェルスタッペン

今回で6勝目を飾ったフェルスタッペンですが、

未だにF1でのポールポジション獲得の経験がありません。

こんなに速いのに、不思議ですよね。

昨年も、

もっともポール獲得のチャンスが大きかったメキシコGPでは、

最後の最後に、チームメイトのリカルドに

ポールを奪われてしまいました。

翌日の決勝レースは、

フェルスタッペンの独走優勝でしたので、

本当に不思議です。

確かにこれまでのフェルスタッペンは、

年間を通して最速のマシンに乗った経験はありません。

フェルスタッペンがレッドブルのドライバーになった2016年以降、

ずっとメルセデスAMGの独壇場が続いています。

それでも、

レースでは勝ってしまうフェルスタッペンの実力を、

誰もが評価をしているわけですが。

みんなが想う、ハミルトンと勝負したら勝てるのか?

今年の入って、

特に成熟したドライバーに成長したと言われるフェルスタッペンですが、

現在のF1界で、もっとも成功を納めているのは、

メルセデスのルイス・ハミルトンです。

ハミルトンの実績について、

疑問の目を向ける人は誰一人おらず、

現在のF1界における、

ドライバーの第一人者と言えるでしょう。

ただ、現在のフェルスタッペンが、

ハミルトンと同じ車に乗ったら、一体どうなるのか?

誰もが知りたい疑問ですよね。

どっちが勝つなんてことは誰も予測できないくらい、

素晴らしいバトルが繰り広げられることは、間違い無いでしょう。

それくらい、今のフェルスタッペンは、

すごいドライバーに成長していると思います。

ただ、フェルスタッペンには、

今後のレッドブルホンダに乗り続けて、

さらに勝ち星を積み上げていってもらいたいと思います。

今それができるのは、

フェルスタッペンしかいません。

チームメイトのガスリーの状況を見ると、

余計にそう考えてしまいます。

一刻も早く、レッドブルホンダが

メルセデスAMGと対等な性能を発揮できるように、

レッドブル及びホンダには頑張っていただきたいですね。

そうすれば、よりF1が面白くなるであろうことが、

今回のグランプリでよくわかりました。

とにかく、フェルスタッペン、レッドブルホンダの方々、

優勝おめでとうございます。

今後もどんどん、勝ち星を積み上げていってください。

スポンサーリンク


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする